世界遺産?
富岡製糸場を核として、絹産業遺産群を世界遺産に登録すると言うことで、ここ数年動いてきたが、先の県議会で突然4箇所をその遺産群からはずすと言うことが新聞報道された。
そのひとつに中之条町の風穴が入っている。理由は類似の施設はひとつに絞ると言うこと。したがって荒船の風穴が入り、中之条町の東谷風穴ははずされた。
しかし、問題は地元町村には県から何の話もなく、いきなり新聞で知ったことだった。知事が答弁できると言うことはすでに担当課では規定路線だったはずだ。それどころか県は風穴の保存計画を早く整備するよう指導し続けていた。(今となっては保存計画については保留しといて良かった)
正直、かなりの経費をつぎ込んできた。土地の取得、駐車場の整備、歩道の整備と数え上げればきりがない。はずすという判断について是非はない。しかし、こういうやり方では信頼関係が失われる(た)。他の自治体も同様だ。
ちなみに、中之条には富澤家と赤岩の重伝建があるが、こちらもいつ除外されるか分からない。類似施設が遺産群に入る可能性があるからだ。
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