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2009年6月12日 (金)

日本郵政人事

以下は時事通信社からの引用文

日本郵政の西川善文社長の再任人事をめぐって鳩山邦夫総務相が辞任したことに対し、自民党議員からは「首相の判断は正しかった」と麻生太郎首相を評価する声がある一方で、「鳩山氏を支持する国民も多く、ダメージは計り知れない」と間近に迫った都議選や次期衆院選への影響を不安視する声も上がった。
 「鳩山氏は判断を誤った」とするのは、山本一太参院議員。「政治介入で西川社長を辞任させたとなれば、改革が後退したと受け止められかねない」と指摘する。さらに「混乱が長引き閣内不一致が長期化するよりも、ここで決着して良かった。選挙への影響も最小限で、首相は苦渋の決断だったと思うが、判断は正しかった」と語った。
 平沢勝栄衆院議員は「辞任のダメージはどれぐらいか分からない」と選挙への影響を危惧(きぐ)。「西川社長が自発的に辞任するのが一番良かった。次善の策はけんか両成敗」と持論を示し、「日本郵政がおかしいと思っている国民は多く、鳩山氏を支持する声も強かったのに、辞任は鳩山氏だけとは…」と表情をこわばらせた。 (2009/06/12-19:49)

 山本先生のコメントがあるので、大変言いにくいのですが、今回の西川さんの続投は自民党にマイナスだと思うひとが多いのではないでしょうか。一般的に自民党は財界寄りの政策に終始しているというイメージが強いので、西川さんの続投はやはりそういうことかという思いがします(ちなみに西川さんは元全国銀行協会会長)。個人的にはスマップの草薙氏の件もあり、鳩山さん寄りではない私でさえ、西川さんの続投には疑問を感じています。

 もう少し突っ込みますと、西川さんは竹中さんと親しい人で、そんな関係から郵政社長になったと思いますが、じつはオリックスの宮内さんも竹中さんと親しいひとです。いわば、この3人は小泉改革派の人たちです。

 今回、かんぽの宿をオリックスに一括譲渡するのが問題となったわけですが、これが改革だとしたら、とんだ茶番改革だと思うのは私だけではないはずです。竹中・小泉改革ってこういう改革なのでしょうか。

 辛口になりすぎました、今日はこれでおしまいにします。(ちなみに私は山本先生の弟分ですので、何があっても支持しておりますが、先生に意見を申し上げることも許してもらっています。先日も電話で土砂災害防止法について意見を言わせていただきました。ひどい法律ですと。)

008 NAOSHIMA

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