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2009年6月 3日 (水)

取材

 仕事柄、メディアの取材を受けることがありますが、最近めずらしい取材を受けました。相手は朝日新聞の政治部記者。わざわざ東京から取材に来たのです。次期衆議院選挙について、ということだけ聞いていたのですが、話をしていくうちに今話題の世襲制についてどう思うのかということ。

 たしかに世襲制についてテレビ等でいろいろ言われている。しかし、世襲制の候補者以外立候補してはいけないというものではなく、問題は政治家になって世の中の為に働くという信念の持ち主がいなくなっているということだと思うのです。

 それから、もうひとつ問題があるとすれば、それは小選挙区制だ。無名の新人が当選する確立は小選挙区ではきわめて低い。昔は中選挙区だから複数人の当選が可能であり、隙間に割ってはいる余地があった。また、同じ党派から複数の候補者がいたことから、有権者の選択肢も広がり、それが候補者間の切磋琢磨を生んだのではないだろうか。群馬3区から4人の総理が出たのも、総理の後姿を近くで見ることが出来たことが主因だと思う。

 今の政治に望むことはもう少し自由に地方自治ができたらということ。今回の地域活性化・生活対策臨時交付金の使途を国が限定してくること事態おかしい。補助金でもないのに国の補助事業の裏補助で使えといった指示まで出す省がある。冗談じゃない。でもこれは国会議員というよりも官僚制度と中央集権体制維持の引力がそうしている訳で地方が立ち上がって対峙していかなければならない問題。

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