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2008年7月29日 (火)

民間研修報告会

 役場では今年から民間研修を実施しています。昨今の厳しい経済情勢について理解すると同時に、民間の企業努力の在り方を直接経験することで役場業務にもフィードバックしてもらうためですが、今日は研修を終えた2人の報告を職員に聞いてもらいました。

 過日行われた電話応対コンクールの郡大会で中之条町の出場選手が上位を独占して、2人が県大会に出場することになりました。郡予選に出場した7人が全員一生懸命練習し出場したのですが、他の町村の職員は不平を言っていたとか。何事も前向きに取り組んでくれる姿勢に感謝しています。

 昨日、痴呆になりかけたある方が夕方から出かけたきり家に戻らず、近くを必死に探したもののどうしても見つけられず、警察に協力を依頼し、さらに地元消防団にも待機してもらうということがありました。警察の親切な捜索の結果無事に見つけられたのですが、今まで、一家の中心だった人がこういう状態になることの悲しさ、切なさは家族にしか分からないことですが、胸が痛みます。

 *消防団の再編については本団でも課題になっていますが、一番の問題は消防団に対する理解の少なさです。何かあれば、彼らはすぐ出動しなければなりません。非常にきついボランティアです。でも、彼らは誰かがやらなければならない事を理解しています。しかし一方で、こういった活動を「面倒だ・大変だ」ということで避ける傾向があることです。もちろん、再編なくして消防団の活動ができなくなることは皆分かっています、しかし、さらに守備範囲は広くなり負担は増加していきます。また、再編統合は出来ても、地域の安全確保を考えたとき、それをカバーする何らかの方策も考えていかないといけません。ちなみに、真冬の未明の火事に出動し、一生懸命消火活動するかれらの姿を現場で見ている私としては、その経費の多寡は意見の分かれるところです。

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コメント

消防団に対する町長のご意見感謝します。
実は私も消防団の1人ですが、確かに1番の問題は理解がない事です。
特に企業等ではかなり理解が薄いような気がします。
共感しました。
しかし、再編統合で守備範囲は広くなりますが、現時点でも欠員の部では負担はかなりのものです。
難しい問題ではありますが、町長はじめ関係各位で検討協議をしていただけませんか?
いい方向での解決ができる事に期待しています。

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