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2007年10月26日 (金)

群馬県町村会

 今日は午後から県町村会の理事会が前橋で行われた。会議は2時間以上に及んだが、議論は尽きない。それだけ、問題が多いということであります。その後、会場を移し、大澤知事・茂原副知事との懇談が行われた。知事は我々との会合の後にも次の会合がセットされていた。やはり激務である。しかし、知事いわく、「町村長は住民と直結だから、細かい苦情も来るし、そういう意味では知事より大変だよ」。確かに、町村長は町民ダイレクトではあります。であればこそ、町村長こそしっかりしなければならないのだろうし、国への政策提言もわれわれの仕事になるのだろう。

 会も終了し、針ヶ谷会長と長岡事務局長と私が残り、3人での話しが始まった。長岡局長はこれからの地方の役割と重要性を強調し、現在の中央偏重に疑問を呈する。ベテラン局長は自治体の変遷を見てきた人だけに鋭い分析が持ち前である。会長は全国町村会の役員の立場から地方の団結の必要性と地方の危機を痛切に感じている。群馬の町村会がまとまっているのも会長の存在によるところが大である。私はやはり、まちづくりには哲学が必要であることを痛感した。信念のない人間(政治家)は尊敬に値しないのと同様、まちづくりにもこの信念にあたるものが不可欠で、これなくして存続可能なまちづくりはできない。

 

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