ビエンナーレ終了
9月15日から始まったビエンナーレが幕を閉じました。想像を遥かに上回る来場に確かな手ごたえを感じました。それは、芸術への関心の高さにとどまらず、このビエンナーレの狙いである、田舎の風景・ふるさとを感じることに人々が敏感であることへの確かな手ごたえであります。そして、中之条町が目指す町づくりが間違っていなかったことのひとつの証であるのです。
「ふるさとという感覚は馴れ親しんだ世界で守られ、調和的で安らかという感覚を含む。だから、ふるさと以外は不安でさえある。ふるさとは精神的財産、いわば人間を生から死まで守っている守護霊のようなものだ。ふるさとはわかり易い経験された実体で、かなり細部まで理解できるような完結した小さな世界」とはレンツ=ローマイス女史。
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