一壺天

　１８日、１９日と議会運営委員会の視察に同行してきました。初日は石川県の中能登町議会で研修・視察、２日目は白馬村議会で研修・視察。白馬には昔（２０年ぐらい前）スキーに行って、スイスみたいだなと思った記憶がありますが、どうも、昔のイメージと少し違っていました。観光客・スキー客の入り込みの減少はひどく、ピークの半分近くまでなっていました。あの白馬ですらそうなのですから、地方の現状は惨憺たるものです。厳しい現実は中之条町に限ったことではなく、地方全体の問題だということです。

　行き帰りのバスの中で、まちづくりに関する本を気持ち悪くなりながら少し読んでみたのですが、中之条町もいずれこの本で紹介される日が来るだろうな、と漠然と思いました。といいますのも、実はこの研修に出かける前日に、中之条ビエンナーレに関する記事を書いて欲しいと、町村週報から原稿の依頼が来たからです。過去にも一度ここに「随想」を書いたことがあったのですが、今度は４ページの原稿で、かなり大きく取り上げられます。まちづくりが確実に前進している証拠だと思っています。