« 中之条地区町民ゲートボール大会 | メイン | 北区長・行政評価局長を表敬訪問 »

2007年9月25日 (火)

小渕優子代議士出産&福田総理誕生

 今日は記念すべきビッグニュースが2つもあった。ひとつは4時に飛び込んできた優子代議士出産の報、実は吾妻の町村長5人で、福田新総理誕生を祝うため、高崎へ向かう車中での話。こんな日は滅多にない。群馬にとって最高の日であった。

 今日も1週間のスタートが課長会議からはじまった。会議の後に教育長と子ども課のことについて意見交換し、社協会長(前議長)と面会。その後9時30分からの県との会議に出席しようとするも急な来客で結局、会議には遅れて10時に出席。聞く耳の日のため11時には直接対話のため来庁者が見えているが、少し待っていただいてから、対話。終了後11時45分に役場出発し四万へ。

 12時からは四万温泉協会での地産地消の試食会が樺沢県民局長やキリンビールの加藤群馬支局長を迎えて開催されているためこちらも遅れて出席。13時には取って返し、13時30分からの千葉県芝山町議会の視察に出席し、歓迎の挨拶を行う。14時からは告別式に出席。(実は同じ時間にもうひとつ出席しなければならない告別式がある事を知らずにいたことが夜に判明、こういうミスが一番困る)

 そして、同じ14時からの会議にこれまた40分遅れて出席。15時30分には高崎に行かなくてはならない。会議途中で退席し、町長室に降りていくと、すでに4人の町村長が待っている。5人のため運転手は私が行い早速出発。5時には高崎の事務所に到着。総理就任をモニターで確認し、万歳三唱。久しぶりに町村長と一緒に食事をし意見交換。なかなか人には相談できないことも、お互い首長同士だと言えるので会話は本音そのもの、大変おもしろい。もっとも、この場合のおもしろいはfunではなくてinterest。

 結局役場に戻ったのは8時過ぎ、それから、読売新聞の電話取材を受けて、机の上を整理していると、お悔みの書類があり、なんと告別式がもうひとつ2時にあった事を知った次第。明日からは東京出張のためしばらくお悔みに行ける時間が取れそうもない。

 しかし、時々思うのです、これほど首長が飛び回っててほんとに良いのかと。もう少し腰をすえて、仕事をしないと、本当に良い仕事は出来ないのではないかと。かつて、フォード1世がその無学をマスコミから言われたとき、かれはこう答えたといいます。「私の机にはボタンが4つある、このボタンを押せば、私の知りたいことは専門家がすべて答えてくれる。私の仕事はその説明をもとに最終決断を下すことだと。」そして、フォード1世はT型フォードを生み出しただけではなく、当時不可能だといわれたV8エンジンをついに完成させたのです。彼が、ボタンを押す代わりに自分で勉強していたら、フォード社は生まれていなかったと思うのです。

 いまの自分には無理かもしれませんが、いつか、首長の仕事スタイルも変えていかないといけないのかもしれません。そして、それは、個人的な問題ではなく、役所という組織を最も効率よく運営するには、といった視点で、組織運営論として議論されなくてはならないのだろうと思います。現状の首長の仕事スタイルのままでは、役所や町をドラスティックに変えていくことを期待する町民の付託に答えていくことは、出来ないとは思わないが、時間がかかりすぎると思うのです。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.kazelog.jp/t/trackback/303137/10384707

小渕優子代議士出産&福田総理誕生を参照しているブログ:

コメント

そうですね、現場主義も必要ですが、企業を経営してきた町長には、まず中之条町1万8千人の町民の幸せを守ることが最優先課題だと思います。
そのために生活する上での最低限のセーフティネットをさらにガードするための施策を町民は期待しているわけであります。
その舵取りは、町長、あなたなのです。
私は、つくづく長がつく地域のリーダーには、とてもではありませんが、なりたいなんて思いませんが、でも町長には、その器は正にぴったりだった。やっぱりあのとき選ばれて本当に良かったと思っております。
今までは突っ走って来ましたが、もう少し余裕ある行動が必要です。

1万8千人の頂点に立つ親父だけでなく、四万に帰れば大事な娘さんのお父さんなんだから、若いといっても無理は禁物です!

十分健康には留意してください!

コメントを投稿