« 総務常任委員会とお気に入りの場所 | メイン | 文教民生委員会 »

2007年9月12日 (水)

 国際柔道連盟の理事から山下泰裕さんが外された。山下さんは柔道精神の流布に力を入れていただけに残念だ。代わって理事に選出されたのは柔道を商業主義に乗せたいとする人だ。これで日本人理事はいなくなった。柔道という「道」の世界は日本人以外には分からないものかもしれないが、そういった人に柔道は語ってほしくないし、もはや柔道ではないと思う。外国人をことさら批判するつもりはないが、柔道の美学は分からないだろう。ロサンゼルスオリンピックでの山下さんの雄姿がテレビで行われていた。決勝戦の相手ラシュワンは肉離れした山下の右足を攻撃しなかったと言われ、美談として語られていたが、じつは右足をかまわず攻撃していたのが事実だ。柔道の「道」は外国人には通じない。国際的には非常識なのだ。しかし、我々日本人にはこの「道」こそが、背骨なのだ。人を評価するときの背骨になっている。つまり、生きるうえでのすべてかもしれない。しかし、今の日本人はこの「道」で人を見ているだろうか?残念ながら、大分変わってしまった気がする。

 安部総理は小泉元総理のメチャクチャな政治のつけを払っているところだと思う(郵政解散は誰がなんと言おうと理にかなっていないし、小泉さんの施策は年次改革要望書に従っていただけだと思っている)。しかも、大臣の不祥事が相次いだ。その中で、安部総理は頑張っているというのが私の思いだ。安部総理を追い込むのはいいだろう。しかし、よく考えて欲しい。このことで一番喜ぶのは誰か?自己のことしか考えない政治屋だけではなく、このことでもっとも利益を得る国があることを。足の引っ張り合いをしている余裕は今の日本にはない012

 ところで、今日は朝8時30分からビエンナーレにボランティアで参加してくださる方、100名以上の方々に各会場を見ていただいた。いよいよ、15日からはじまるビエンナーレ。なんとしても成功させたい。多くの人に見ていただきたい。芸術家の方もホントに頑張ってくれたし、役場の担当職員もホントによくやってくれた。昨年の夏に大地の芸術祭を見てきてからたった1年で実現したことは驚愕に値すると思っている。

 さて以前、看板を作った事を書きましたが、この写真がその看板です。大道公民館で行われる地元ボランティアの手作り市の案内板として使われます。ちょっとかわいい細工をしています。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.kazelog.jp/t/trackback/303137/10312717

を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿