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2007年8月27日 (月)

吾妻町村会

 月に一度の割合で、吾妻町村会を行っています。これは郡内7町村長が集まり、意見交換する会です。この会にはオブザーバーとして県民局長、行政事務所長も加わり、今後の課題等について話し合われます。地デジの問題や地域間格差の問題、そして、それを是とする日本社会の問題等が各町村から出されました。

 その後は農業共済が今後県下一本化することについての意見交換をし、午後からは広域圏の理事会・広域議会と行い18年度の決算認定を議題とした次第です。広域議会も各町村の選挙後から新しいメンバーとなったのでいろいろ質疑がでてきました。やっぱり議員さんが変わると出てくる質問も変わりますね。吾妻広域の理事長として、答弁していくわけですが、理事長になって2年経ちましたので多少は頭に入っていますが、議会答弁はそれなりに緊張感があるものです。

 いずれにしろ、現在はほんとに変革期ですから、いろいろが大変であります。しかし、一方で「今やらなくて、何時やるんだ」、ということでありますから、こういった時期にめぐり合わせで仕事が出来るということは誠にやりがいがあるというものです。すべてが、現状でよいということはないわけで、如何に自己否定しながら前進できるかにかかっているわけです。

 そういえば、ソクラテスは民主主義について、自己懐疑できる人間のみが真に民主主義への参加資格がある、(つまり、自分は間違っていないかと常に自己監視できる人間でなければ、民主主義の一員足りえない)といっていましたが、前進するとはそういうことなのでしょう。

 

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コメント

今日のブログ内容の蘊蓄に感銘いたしました。
「自己懐疑」だけでな「自己犠牲・抑制」も強いられて施政業務に携れているのでしょうね。
げすな言い方ですが国でも地方でも「政治屋」が多い昨今、希少価値の「政治家」と思いました。
華道、剣道、茶道そして政道。
終生をもって極めるものですね。
微力ながら選挙戦、応援したいと思います。

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