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2011年3月 2日 (水)

沼田JC文化アカデミー

 昨日は沼田JC主催の講演に出かけてきました。沼田JC文化アカデミーの立ち上げに際して、一足早く立ち上げたナカノジョウ大学の設立についての話をしてほしいと、JC理事長永井さんに頼まれたからです。お役に立てることがあればと思い引き受けたのですが、当日は沼田市長の星野さんや川場村長の関さんも見えていたので、いやホント参りました。

 ナカノジョウ大学は昨年の9月19日に開講したのですが、まだ半年も経っていませんし、私たちもまだまだ試行錯誤の段階ですから、他所で話をしていいものかという気持ちもありました。しかし引き受けた以上はしっかりやらなければということで、準備には随分時間をかけました。前日(当日)1時ぐらいまでかかってkeynoteに向かい、なんとか準備ができた次第です。今回のプレゼンにあたり、担当職員にも設立の苦労や感想を聞いてみましたので、そういったことも発表したのですが、この辺が私的にはほんとにうれしかったです。

 担当責任者の感想を引用してみますと、
・参加者である町民から、喜ばれて、感謝されて、この仕事を担当できて良かったと感じています。
・60歳代、70歳代の方が、「中之条大学の学生証」をうれしそうにもらってくれて、「この年齢になって、大学生になれる なんて、うれしいね」と笑顔で生き生きと会話しているのを聞くと、やって良かったと充実感や満足感に包まれて、涙が出そ うになります。
・他町村の人から、「 中之条町は、良いよね、うらやましい 」という話しを聞いたり言われたりすると、実は、うれしくて、 ガッツポーズしたくなります。
・中之条町役場のたくさんある仕事の中で、こんなに素敵な仕事に巡り会えたのも、幸運だと感じています。
・「参加者である大学生」や「教授」と出会えたこと、知り合いになれたこと、このことをスタートにして、ここからの関係   を、そのつながりを、大事にしていきたいと考えています。
 と言った感じです。

 町がいい方向に向かうか否かはまずは職員がどういう気持ちで仕事に向き合うかだと思いますが、こういう気持ちでやってくれていることを確認できて私も本当にうれしかったです。
 先日ある町民の方から、職員一人一人が町長の代理だという自覚を持って仕事にあたらなければだめだ。ということを言われましたが、ほんとにその通りで、ナカノジョウ大学担当の職員はそのつもりでやってくれていると思っています。

 しかし、昨日のJCのメンバーは永井理事長以下、文化力を地域活性化の突破口にしていこうというのだから、その視点の高さに驚かされました。私が彼らの年にはその域に到底達していなかったですから、たいしたものです。また、今回の講演には木暮さんや小林先生それから高校の恩師の中村先生の奥さんまで来てくださって、ホントうれしかったです。


                              

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沼田JC文化アカデミーを参照しているブログ:

コメント

3月1日 沼田JC文化アカデミー(沼田JC主催)

当日、参加させていただきました。公開講座開催ありがとうございます。ゲストの入内島道隆中之条町町長、講演ありがとうございます。
JC活動は、会員以外は、知られていないのが、現実です。沼田JC卒業生後も、地元の為に、お役立てたらと、活躍は、していませんが、活動は、しています!

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