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2010年3月11日 (木)

年次改革要望書

Takeyama_006  

年次改革要望書と聞いて、ピンと来る人はかなりの政治通です。これは毎年アメリカから日本に要望書と言うかたちでくるものですが、要望書でありながら、日本の政治の方向を決めているともいえるものです。

 以前にも書いたかもしれませんが、郵政の民営化などもこの年次改革要望書に盛り込まれていたことはその筋では有名な話です。むかしの牛肉やオレンジなんていうのはかわいいものでした。いまやグローバルスタンダードに日本も変わってきています。

 しかし、それが日本という国にとって良いかどうかは別次元。もちろん、日米同盟は堅持すべきであるし、日本のパートナーとして他の国が選択肢足りうるかと言うと考えるだけでゾッとするものがある。

 日米関係の堅持が日本外交のプリンシパルであるとしても、日本流の民主スタイルは確立すべきだと思う。

  

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