一壺天

　山本一太先生のご好意で「新世代保守を構築する会」に出席させていただきました。しかし、そのメンバーがすごい。大村秀章衆議員・世耕弘成参議員・田村耕太郎参議員・さいとう健衆議員・平将明衆議員・平沢勝栄衆議員・鈴木けいすけ衆議員・すずき英敬さん・牧島かれんさん・佐藤ゆかりさん・丸山和也参議員といった人たち。みんなテレビで見たことはあるが生でみるとやっぱり違う。私の隣にいたすずき英敬さんについて何も知らなかったが、ネットで調べてみるとすごい経歴。もっとも、ここにいる人たちはみんなすごいんですが。

　勉強会での講師はナ、ナント楽天の三木谷浩史会長兼社長。地方にいると都会の情報から遅れているとつくづく感じるが、ネットを駆使すれば情報格差は基本的に生まれなくなる、とのこと。確かに情報を求めれば世界中で同じ条件になる。しかし、英語が出来ないと国内の情報しか得られない。「日本人ほど英語をマスターするのが遅い国民はいない」とのこと。インド人は３ヶ月、中国人は６ヶ月でマスターする。日本人は２０００時間勉強するのにしゃべれない。しかし、しゃべれない自分に言わせれば「その原因は簡単、しゃべれない人に教育されているのだからしゃべれない」英語の勉強はしてもしゃべったことがないのだから無理。結局、自助努力の差なんだろうけど。

　しかし、今日のような勉強会は私にとってそうあることではないので、すごい一日でした。日本の超一流の人たちが何を考え、何をしようとしているのか、少し分かったからです。そういえば、三木谷会長はこんなことも言ってました。「日本で起業するのは簡単だ」と。どういうことかというと、日本人は経営についてきちんと勉強している人が少ない（たとえばＭＢＡ）ので競争が楽。アメリカではそうはいかないと。たしかにそうなんでしょうね。視点の違いが人生の違いといった感がした一日でした。

中之条に夕方戻り、決裁をすませ、たけやまへ。今日はそば健の新そば試食会。高橋会長をはじめそば健の皆さんは本当に頑張ってくれています。そばの歌も披露され、楽しいひと時を過ごしました。