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2009年6月29日 (月)

合併について パート2

 合併についての基本的考えを以前書きましたが、さっそくコメントをいただきました。まったくもって、ごもっともなご意見で、その通りだと思いました。いつも思いますが、中之条町民は非常に良識家だと言うことです。間違ったことは違うと、正しいことは正しいとはっきりした判断を下す町民だと思います。ですから、きちんと説明しなければ納得してくれませんが、きちんと説明することができれば支援が得られます。

 毎週月曜日は課長会議です。今日も一通りの各課の報告の後、合併についての検討会議。今日は国保と介護保険の比較を所得階層ごとにシュミレーションした結果を次長が報告。国保料は六合が低く、介護保険料は中之条が低いと言う状況だが、もっとも所得水準で随分と違うので一概には言えませんが。その他、総務課、町民生活課等でおこなっているサービスを均一化した場合の負担増をシュミレーション。細かい事を詰めるといろいろ解決すべき問題はあります。しかし、解決できないほどの問題ではないようです。

  現在は合併新法の最終年。今年度中に合併すれば、合併算定替など多少の特典が残されています。試算では交付税の算定替え分が年3億で5年間ということのようですが、合併しても経費削減がすぐ行えるわけではなく、まあ必要経費ではないかと思っています。つまり、ツーペイってとこでしょうか。

 ところで、今回私が一番感嘆したのは六合村の山本村長の決断です。村長は今年当選したばかりで任期はまるまる4年あります。ですから、少なくとも4年間は村長職にとどまりたいと思えばそれは可能です。しかも、4年ぐらいでしたら、六合村も自立していくことは十分可能です。しかし、村の将来を考えて、まだ体力のあるうちにしかも現在山本村長は吾妻郡町村会会長ですので、自身の力もあるうちに村の方向性を決めることが最良と判断したのだと思います。行き詰ってから合併を持ちかけてもこれはなかなか難しいです。

030 寺社平の棚田

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