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2009年5月29日 (金)

農水省炊飯器補助10億

 大型補正14兆と言ってもピンと来ない人がほとんどではないかと思いますが、この額は地方交付税1年分に等しい。莫大な金額であります。あるいは消費税1年分以上に匹敵する額であります。こんな金額を国が適正に配分できるわけがない。

 農水省が学校用の炊飯器に10億の補助を出すという。いいアイデアだ。しかし、大臣の答弁では財務省・文科省とも詰めた施策だという。本当だろうか?実は大臣が言う学校での炊飯を実施すべく昨年「こども未来課」で予算を組もうとしたのです。ところが、今の文部科学省の指導では、学校での炊飯は調理室を備えている学校に限られる。つまり、給食センターのある学校でないと実施できない。しかも、子どもに炊飯させるというのは労働になるからという理由でだめ。つまり、調理員を確保する必要がある。こういった、縛りをクリアしたのだろうか?

 最近つくづく思う。国の法律の中で動いていたら、まちづくりは出来ない。あれも駄目これも駄目。1クラス10人とか20人とかの学校で給食センターをそれぞれ設置できるわけがない。ときどき、国の方針を無視して出来ないものかと思うことがある。分権、分権というが実際はどうでもいい事務が分権で、肝心なことはますます中央集権であります。

 道州制を力説する人がいるが、本当に現場を知っているのかなと思う。合併・合併といって分権の受け皿論がもっともらしく言われたが、何のことはない進んではいない。道州制は地方への分権ではなく、中央集権の分権だという気がしてならない。

 さて、愚痴はこのぐらいにしておきます。今日は6月議会の補正ヒアリング。長年の懸案であった狭い役場の駐車場。会議が重なると車を停めるとこがなく困るというご意見をいただいていましたが、この課題を解決する予算を6月補正で提案しようと思っています。もっともまだ議運にも話していないことですから内緒でお願いします。(内緒にしたけれ書かないほうがいいですよね、でもこのブログを見てる人はホントに少ないですから大丈夫だと思いませんか?)

 午後からは防犯協会・フレンドシップ・暴力追放と3つの総会がありました。夜は課長会の送別会。丸山元課長が2つの団体から声をかけられたとのこと。実力が評価されてのことかと思いきや、老人クラブからで、丁重にお断りしたとか(笑)。折角のお誘い、入ればよかったのにね。

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コメント

羽田です。

先日は、ご挨拶も出来ず申し訳ございませんでした。

趣味の写真もちょっとずつやってます;是非見て下さい。

http://www.flickr.com/photos/shimaonsen/show/

どこにメールしたらよいのかわからなかったので
じゃまでしたら、消してください。

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