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2008年2月 1日 (金)

予算編成

 当選日の翌々日から始まった、予算のヒアリング。毎年のことではありますが、これがなかなか大変な作業であります。でも何とか今日で終了。来週からは査定を始めます。しかし、いっこうに予算編成は楽にならない。それどころか、すでに各課それぞれ精査し尽くしているから、査定作業も年々難しくなる。頭が痛い。でも、とにかくいい予算を、前向きな予算にしなければならない。何しろ、来年度は最スタート元年なのだから。

 暫定税率の影響が9500万程度だと思っていたが、今日高崎河川国道事務所の前佛所長との会話で1億8000万程度になることが分かった。横尾青山線の工事の国の交付金分もこの暫定税率の影響をもろに受けるからだ。これは大変なことで、町の工事はほとんどストップしてしまう(道路の維持管理にさえ支障が出てくる)。そして、業者の経営が成り立たなくなるし、いままでのように倒産した企業の社員の雇用を吸収できる企業がなくなる(工事量が同じだからこそ、社員は他社へ再雇用された)。さらに、町も予算そのものが完全に組めない。もちろん、基金を大幅に取り崩せば予算は組める。しかし、収支のバランス、プライマリーバランスは完全に崩れてしまう。そして、日本中の自治体がそうなる。これは想像を絶する影響が出かねない。でも、政治の一線にいないと、この感じは分からないかもしれない。「暫定税率は廃止だ」というと聞こえはいいし、「ガソリン税が下がる」方が確かに当面は良いかもしれない。でも、その後の悪夢がそれを吹き飛ばすだろう。暫定税率は堅持しなければならない。

 

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