国道353号県境開設
国道353号の県境が開通するのがいつになるのか、この期成同盟会の会長をしている私にも見当がつかない。当時、この道なき道を国道にしたのが田中角栄元総理であり、私が小学校4年のときだった。車の免許を取る頃には苗場に20分でいけると喜んでいた。しかし、いまだに、当時からまったく前進していない。それどころか状況は変わり、高速ができ、いま新三国トンネルが計画されている。優先順位が下がる一方だ。道路こそ強力な国会議員の力そのものなのかも知れない。いや、そのものだった言うべきかもしれない。
今日は湯沢町で開設同盟協議会の総会を行った。遅々として進まない現状と、湯沢町はみなかみ町との新三国トンネルとの同盟もあるというジレンマ。総会の後には湯沢町の街並みを視察してきた。ここでも地方の衰退を感じる。新幹線が止まる駅であってもこの時期はひっそりしている。雪のない山肌にはリフトが冬将軍を待ちわびているようだ。高校時代に仲間とスキーで泊まった中里駅もひっそりしているし、高層ビルがこの山村風景を破壊している、ここには川端の 雪国の世界はもうないのだと想い町を後にした。
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