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2011年2月16日 (水)

お待たせしました

 すっかりご無沙汰しておりました。今日から再開いたします。
本来ならば、きちんと新年の挨拶から入るべきですが、それは町のホームページでいたしておりますので、どうぞご容赦を。

 合併して、そろそろ一年になりますが、非常に忙しい日々が続いております。二つの町村が一つになったこともありますが、吾妻広域圏の理事長・吾妻郡の町村会長・県町村会の理事といった役職、さらに県外にも出かけることが多くなり、多忙を極めております。もっとも、それがブログをサボっている理由ではないのですが、様々な事象が発生しており、それらの対応に追われております。もちろん良いことだけではなくて悪いこともあります。

 さて、現在北方領土問題でロシアが仕掛けてきておりますが、相対的に少し力が付くと本性が出てきたということでしょうか。そもそも無条件降伏するや日露同盟を破棄し仕掛けてきた国は何ら変わっていないと考えるべきでしょう。そして、似たような経験の国が遠い北欧にもあります。

 フィンランドはOECDの学力テストで世界1位をマークして注目されていたり、福祉の充実度、ノキアやユーミンでも有名な国ですが、一方でロシアにやられた国でもあります。そういったこともあり、フィンランドは日本贔屓な国です。また、世界の国の中で今の日本が一番学ぶべきものを持っているのがフィンランドでもあります。

 昨年「日本で最も美しい村連合」の世界連合加盟のためイタリーに行ってきましたが、やはり、世界から日本を観るということの大切さを痛感しました。そういった意味で中之条町も世界のどこかと姉妹都市を持つことが必要ではないかと感じていました。しかし、海外ならばどこでもいいわけではありません。学ぶべきものを多く持っていなければ意味がないわけです。

 そんなことを考えているときに山本一太先生が「入内島町長、フィンランド大使館の人を今度紹介するよ、一緒に行こう。きっといろいろと参考になるよ。中之条の取り組みを考えてもフィンランドはいいよ」と言ってくれました。

 埼玉大学の後藤和子教授も「フィンランドならば日本との相性もいいし、きっと参考になると思いますよ。私もオランダにはよく行くので、フィンランドのどの都市が良いか、少し調べとくね」なんて言ってくれてます。後藤教授は文化庁の文化芸術創造都市の選考委員にもなっていて、本省にもネットワークのある人で、いろいろとアドバイスをもらっています。

 これからのまちづくりは国内に学ぶことはもちろんだけれど、海外にも広く学んで、日本の行政の進むべき道をしっかりと確立していかないと大変なことになると思うのです。


 

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