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2010年10月14日 (木)

平和とは

中国の民主活動家で服役中の劉暁波氏のノーベル平和賞に対して中国の対応がおもしろい。もちろん「おもしろい」というのは楽しいという意味ではなくて、変っていると言う意味である。

ノーベル平和賞の受賞者に対して敵意を見せる国は世界中探しても、なかなか見つからない。ノーベルの価値観が正しいのか、中国の価値観が正しいのか、価値観はそれぞれだろうが、平和を希求するという価値観に相違があってはならない。

中国と言う国は異民族の侵略に苦労した国である。一方日本は異民族の侵略を一部国土で受けただけで、その悲惨さを知らない。しかも、それはお互いの国の歴史を通じて過去にさかのぼってもいえることである。

この歴史の差は大きい。老獪な中国と子ども日本と言っても良いかもしれない。しかも、戦後世代は欧米コンプレックスが強いときている。国をまとめていくことへの執着がなくなったとき国は衰退に向かう。

Mononoke_095

Tsumujiでのイベント・流しそうめん のどかです

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