一壺天

　５連休で身体と頭をリフレッシュと行きたい所ですが、結構行事があるのが休日。ちなみに今日は中之条伊勢宮の秋の例大祭にはじまり、３つの例大祭をはしご。忙しかった。もう少しゆっくりと皆さんと意見交換できると楽しいのですが、仕方ありません。

　その後はビエンナーレを視察。大道地区ではおやきを食べながら皆さんと談笑。２６戸５６人の集落でありながら、これだけの活動の出来るところはないと思います。人口が少ない分だけひとりひとりの役割が明確ですべての人が主人公なのです。小学校５年生の男の子も大活躍。彼のお父さんいわく、具合が悪くて来られない人以外は全員参加なのだそうです。

　ところで、八ッ場ダムの建設が揺れている。９月議会で現地を視察してきましたが、工事はかなり進捗している。本体工事を止めるのはかなり不自然で無理があるのは事実。四万温泉にもダムがあるが、そもそも四万にダムが必要かという議論からスタートしていない。ダムを造れば国道３５３号の湯沢までの開通が早くなるということで地元は賛成した。少なくとも私は賛成の理由をそこにしか見出せなかった。そもそも地元にはダムは必要ない。長野原だって同じこと。しかし、ここまで来て中止というのは如何せん地元住民を無視している。もっともいつもそうなんだ。

　中之条ビエンナーレが好評です。連休効果も手伝って、町中で行列が出来ています。うれしいかぎりです。会場を巡っていると多くの人に会えるのもうれしい、皆さん声をかけてくれる。役場の中での仕事に追いまくられているが、やっぱり外に出て皆さんの声を聞かないと本当のことは分からないものです。「町長ギャラリー折角行ったのに町長いなかったよ」とか「あと２日で終わっちゃうんだね、もっとやってもらいたい」とか「ビエンナーレ終わったらどうなっちゃうんだろうね」とか皆さんいろいろ思いがあるんです。