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2007年12月19日 (水)

記者会見

 今日は来年1月の選挙に向けての記者会見が渋川市役所の記者クラブで行われました。10時ちょっと前に到着すると、朝日新聞の記者さんが「お一人ですか?」とのこと。いつものことですが、運転手はいません、自分で運転しています。確かに、旧利根村の桑原村長(私にとって良き先輩でした)のように交通事故に会えば大変だから、自分で運転するのが最善ではないのですが、厳しい財政運営のなか自分から率先していかないと、周囲に対して説得力がない。

 4年前の記者会見を思い出しました。関善平会長に同行してもらって、取材を受けたのです。そう考えると、自分も成長していないようで、この4年間はかつてないほどの経験をさせてもらったと感じる。昨日1時間程度で用意した記者さんへの資料に目を通しながら、30分ほど意見を述べて、所信表明をさせていただいた。その後質問を受け、写真撮影をして、終了。自分の考えをすべて述べるのは不可能だし、不十分ではあるが、まあ、それなりにわたしの考えは記者さんに伝わったのではと思い、会場をあとにしました。

 その後は前橋の市町村会館で行われた群馬県町村会の理事会に出席。議題は県下統一のデジタル消防無線の整備についての県からの説明。個人的にはその必要性を含めてB/C(費用対効果)に疑問を感じている。そもそもこれほど携帯電話(衛星電話を含めて)が普及している現代において、デジタル無線を新規に増設する必要が果たしてあるのか?(法的にはもちろんデジタル化の整備が2008年までに義務付けされているのですが、、) エリアの問題にしても、果たしてどちらが広範囲をカバーしているのか?役場に戻るなり、早速、消防無線と携帯電話の通話エリアの比較を始めてもらった。要は実用レベルで不都合があるかどうかを検証することのほうが重要で、設備をすることが重要なのではないと思うのです。何しろ吾妻広域圏の費用負担は割高で試算では6億近い金額だ。これから、広域消防の再編に費用がかかるだけに簡単に「やりましょう」とは言えない。

 ちょっと詳しい話をしすぎた感もありますが、こういった問題が次から次へと起こるのです。あまり深く考えず、やり過ごしてしまえば、それまでなのですが、そういう性分ではないので、課題山積なのです。まあ、だからこそ、この4年間は良い経験が出来たわけです、ホントにありがたい限りです。

 

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