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2007年10月 4日 (木)

下水道をどうするか

 夕張等の報道の影響からか、町の財政の事を心配している町民の方が多いことは承知している。しかし、報道先行で、実際の事を詳しく知る人は少ないと思うのです。もっともそれは当然のことで、財政全般を頭に入れ、しかも将来予測を行い、先行き不透明な政治経済状況を加味した中で、今後の事を推測するのは実は出来ることではない。そもそも、経済で理論が先行したことなどない。現実が先行し理論は後からいつも来ている。

 しかし、そうは云っても、最善を尽くさないというわけにはいかない。どこの町村でも似たり寄ったりだと思うが、中之条町での最大の箱物は下水道であります。公共下水、農業集落排水、特定環境下水などの起債の合計が将来の財政に与える影響が一番危惧される。本来ならば、下水の整備は町の中心部から行い、だんだんと周辺部に行くものだが、中之条の場合、まったく逆である。したがって、中心部のでのB/C(費用対効果)をどう判断するか、が争点である(周辺部が残っていたのであれば、躊躇なく合併浄化槽に切り替えるところだが、周辺部はすでに整備済みだ)。下水チームの職員と侃々諤々いつもやっていたが、昨日ついに、結論が出た。

 実は前回の会議で、私を納得させる資料を出して欲しいと頼んでおいた。自分が納得できないもので、私が町民に説明することなど出来ないからだ。たっぷりと資料が用意され、説明は夕方から2時間に及び行われた。この説明を聞き正直、うれしかった。私の疑問にほぼ完璧に答える資料を作成し、説明が行われたからだ。課長と補佐と主任に心から感謝したい。(さらに、昨日唯一資料がなかった事項についても出勤するなり、補佐が持って来てくれた。昨日私への説明が終わってから作成したのだろう。いつも言っているスピードそのものだった。)Iriuchinet_361

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