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2007年10月15日 (月)

老人大学

Iriuchinet_487  本日は老人大学の研修にお供させていただきました。富岡製糸場をはじめ視察見学しましたが、世界遺産になるとのことから大勢の人が来ていました。ボランティアの観光ガイドの方も50名ぐらいいるとのことで、私どもにも丁寧に説明してくださいました。そして、この富岡製糸場の木材に中之条町上沢渡の反下の松が使われていると聞き、なんか親近感が湧いてきました。

 それにしても、この製糸場までの通りがひじょうに寂れていたのが気にかかりました。しかし、ここはきっと再生してくるでしょう。なんといっても人の通りが多くなりますから。あとは地元の方のやる気次第だと思います。ただ、一度、沈んでしまった通りを復活させるというのは精神的な困難を伴うものです。それは後継者問題と同義語でもあります。

 日本全国、中心商店街の衰退は共通の課題です。そして、この問題を致し方のない問題とするか、解決すべき問題とするか。おそらく、郊外型のショップ形態が生まれたアメリカで最近やっと問題視されるようになってきたことから、日本で、郊外型の店舗形態が(消費形態のみならず、街の機能をおかしくしているという意味で)町を壊していると気付くまでには最低10年はかかると思うのです。

 日本がアメリカナイズされ続ける限りにおいて、アメリカに追いつけることはないし、アメリカ以上になれることはない。それどころか、アメリカ病が日本を覆いつくすのではないかと心配するのです。

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