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2007年9月 1日 (土)

マニフェスト

 今日は西中の運動会に出かけました。前日の雨のためグランドがぬかっていたので、生徒全員が7時から整備して、開催にこぎつけた大会。校長先生にいたっては、4時に起きて5時半から整備を始めたというから、恐れ入る。こういう先生に見守られている学校は安心です。運動会が終わった後に車で学校の前を通ったら、いつもの先生がグランド整備に余念がなかったのには驚きました。いい運動会でした。

 夕方からは後援会の役員さんになっていただく方にお願いの挨拶まわり。前回の選挙からお世話になっている方、新たに役員さんになっていただける方、さまざまですが、気持ちよくお受けいただけるので、ほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。何とか全町で後援会を立ち上げていただける見通しが立ちました。どんな方と選挙になるのか分かりませんが、4年前とは比べようがない自分がいることも確かで、選挙選でのディベートが行われるとすれば、かなりエキサイティングなものになると思います。

 それからマニフェストも作成しなければなりません。4年前にマニフェストを作成したときは、「こんな横文字でマニフェストだなんて、言われても分からない、かっこつけて」みたいな事を言われたりもしましたが、いまや、マニフェストは当たり前になってきました。時代の流れは速いなと思います。先の知事選でも各候補ともすばらしいマニフェストを作成されていました。

 10年ぐらい前になりますが、ロンドン大学教授の森嶋通夫先生の書籍からマニフェストのことを知り、イギリスでは候補者よりもマニフェストで誰に投票するかを決めると知り、ずいぶん日本とは違うなと思ったりしました。それが、今では日本でもマニフェストブームです。昔の公約は「明るい社会をつくります」といった公約とはいえないものが公約だったことを考えると(つまり、明るい社会の対極にある暗い社会なんてのは公約足り得ないことから、自明の理なのだが、、)隔世の感があります。

 しかし、最近思うことは、マニフェストを提示し、そこで約束した事を実現して、ほんとに住民が幸福感を達成できるのだろうか?ということです。もしかしたら、数値では測れない何かが重要ではないだろうか、とも思うのです。たとえば、自分の町への愛着や誇りといったものを各人が持てるかどうかは、行政が提供できるものではなく、そういった住民の力に支えられて地域が光ってくることで、更なる愛着、誇りが生まれてくると思うのです。

 

 

 

 

 

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